準備はすごく大事
ヤフー広告やグーグル広告でアカウントを作り、キーワード広告を出すとなったときに、準備不足でなかなか前にすすめない時があります。
最低限必要な準備は
・出稿キーワード(お客さんがどんな言葉で調べた時に広告を出すのか?)
・広告文
・誘導先のページ(お客さんが広告を押して、お客さんが見るページ)
の3つ。
出稿キーワードについては、>>こちらの記事で説明しています。
今回は
・広告文
・誘導先のページ(ランディングページ)
について効果的な広告運用の為にどんな準備をしていいのか説明します。
広告文の準備
広告文はお客さんがいいなと思ってもらえないと押してもらえません。
お客さんにとって魅力的な広告文は、お客さんの気持ちを理解したり、自社商品の強み(いいところ)などを把握しておかないといけません。
とはいっても、どんな広告文をだせばいいのか?が漠然とわかっていないと不安ですので、おすすめの勉強法をご紹介します。
それは、他社の広告文を沢山見て、良いとおもった広告文をメモ帳やワードなどに張り付けて保存して構成を勉強することです。
ウェブマーケティングの基本は、よいところから学ぶことだと考えています。自己流でやって成功する人もいるでしょうが、なかなか難しいです。
ですので、上手な広告文を沢山見て構成を学ぶことでパターンが見えてきます。
ほとんどの広告文が
・自社名
・商品名
・強み(お客さんが買ってくれる理由)
・訴求(お得、送料無料、今だけ●●)
で構成されていることが分かるでしょう。
問題なのが、3つ目の強み。ここで躓く方が多いです。
この強みを見つけるために、SWOT分析などされるかたもおおいと思います。
ですが、自分でやった分析結果にしっくり来ていない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
なぜかというと、ほとんどの方がそういった分析をする前に
・お客さんのことを知る
・他の会社の良いところを知る
・その上で、自分の会社の良いところを知る
この3つをしっかりとやらないといけません。
自分がよいと(勝手に)思っている強みを分析しても、表面上は分析できている風の分析ができあがるだけです。
「彼を知り己を知れば百戦殆からず」とはよく言ったものです。
広告文を作る段階になって、自社の強みや商品の強みってなんだっけ?と言っている状態でしたら、お客さん、他の会社や商品、自分の会社や商品のことを徹底的に分析しましょう。
それが出来れば、広告文をつくることは難しくないはずです。
急がばまわれです。
誘導先のページ(ランディングページ)の準備
誘導先のページのは、出稿するキーワードによって準備する数が異なります。
例えばあなたが農家さんで、みかんとメロンのネット通販に取り組もうとしています。
その場合は、みかんの広告用ページとメロンの広告用ページを用意したほうがいいでしょう。
出稿するキーワードに対応した広告用ページを用意する理由は、成約率を上げる為です。
お客さんが「メロン 通販」で調べた場合
メロンの広告→農園トップページ
よりかは
メロンの広告→メロンの商品ページ
の方が成約率は上がるでしょう。
ただし、農園名で調べた場合は、農園トップページに誘導したほうが成約率は上がるでしょう。
出稿するキーワードによって誘導先を工夫することがポイントです。
準備の方法ですが、
・自分でページを作る
・地元のデザイン会社さんに依頼する
・ココナラなどのサービスを利用する
などが挙げられます。
自分でページを作る場合
HMTLやCSSが分かっている場合は問題ないのですが、わからない場合は無料のHP作成ツールやワードプレスのテンプレートを使うことになると思います。
ただ、お金をかけて広告を出すので、結果を出す為にはクォリティーにはこだわりたい所です。
地元のデザイン会社さんに依頼する
会って打ち合わせができるので、はじめて検索型広告にチャレンジする方はきっちりコミュニケーションを取らないといけないのでおすすめです。
ただし、どんなキーワードで広告を出すのか?自社の強み、成約は何か?(申し込み・購入)をちゃんと伝えないと、こんなはずじゃなかったになりますので、しっかりと打ち合わせをしてください。
ココナラなどのサービスを利用する
全部ではないでしょうが、比較的安価にページを作ることが出来る方法だと思います。
ただし、会ったこともない方に仕事の依頼をするわけですから、依頼方法(目的・素材の提供等)をしっかりしないと、こんなはずじゃなかったになります。
出品者さんにもよりますが、修正●回まで無料と設定しているケースが多く、その修正回数を超えると有料になる場合があります。
ですので、ココナラなどのアウトソーシングサービスを活用する肝は「依頼力」にかかっています。
こういったサービスを使う場合は、出品者さんと事前にどのような準備をすればよいのか?をすり合わせておくことが納品成功の鍵と言えるでしょう。
広告は1アクセスに費用が発生しています
SEOとは違い、キーワード広告はお客さんが1回広告を押せば費用が発生します。
キーワード広告にチャレンジするときには、1クリックに費用がかかっていることを意識してしっかりと準備をしましょう。