グーグル広告とヤフー広告はどちらが良い?
今回の記事はグーグル広告とヤフー広告のどちらで広告を出していいか迷っているネット広告初心者の方向けの内容です。
検索型の広告を出す時に、グーグル広告とヤフー広告どちらを選んだらいいか迷う方も多いかもしれません。
理想は両方ですが、予算の関係上どちらかに絞らないといけない場合もあるでしょう。
予算を押さえたい場合は、キャンペーンをまず見ましょうとこのブログでお伝えしてきました。グーグル広告とヤフー広告のキャンペーンの内容は異なります。
グーグル広告は●●円広告費につかったら▼▼円分の広告クレジットをプレゼント。
ヤフー広告はまず●●円入金してくれて、対象期間中1クリックでも発生したら▼▼円分の広告クレジットをプレゼント。
という傾向があります。
広告クレジット(広告を無料で出稿できる枠)の受け取りやすさだけで見れば、ヤフー広告に軍配が上がると思います。過去に1,100円入金で対象期間中に1クリックでも発生したら3万円分の広告クレジットのプレゼントというキャンペーンがありました。
※1100円で3万円分の広告がだせました。
グーグル広告とヤフー広告のどちらが効果的?
それではグーグル広告とヤフー広告のどちらが効果的なのでしょうか?
当然、ヤフーで調べる人、グーグルで調べる人は属性や数も異なります。
aramakijake.jpで「野菜 通販」でリサーチした結果です。
ググるという言葉があるくらい、グーグルで調べる人は多く、ヤフーで調べる人の3~4倍くらいありそうです。
キーワードによって結果は違いますが、ほとんどの場合グーグルで調べる人の数が多い傾向にあります。
では同じキーワード、同じランディングページでヤフー広告、グーグル広告それぞれで出稿した場合の効果を比較してみましょう。
グーグル広告とヤフー広告の効果の比較
グーグル広告、ヤフー広告で書けた予算が違いますので、
・クリック単価
・コンバージョン率(成約率)
・成約単価
この2つで比較してみます。
グーグル広告の結果
キーワードA
クリック単価 205円 コンバージョン率1.69% コンバージョン単価12,178円
キーワードB
クリック単価 79円 コンバージョン率5.51% コンバージョン単価1,435円
キーワードC
クリック単価 138円 コンバージョン率4.05% コンバージョン単価3,402円
ヤフー広告の結果
※ヤフー広告とグーグル広告のキーワードの並びが違うのでグーグルの順番でキーワード順に効果をお伝えします。
キーワードA
クリック単価 213円 コンバージョン率1.33% コンバージョン単価16,030円
キーワードB
クリック単価 51円 コンバージョン率3.21% コンバージョン単価2,952円
キーワードC
クリック単価 143円 コンバージョン率2.39% コンバージョン単価5,996円
ヤフー広告とグーグル広告の比較結果
【G】はグーグル広告、【Y】はヤフー広告です。
キーワードA
【G】クリック単価 205円 コンバージョン率1.69% コンバージョン単価12,178円
【Y】クリック単価 213円 コンバージョン率1.33% コンバージョン単価16,030円
キーワードB
【G】クリック単価 79円 コンバージョン率5.51% コンバージョン単価1,435円
【Y】クリック単価 51円 コンバージョン率3.21% コンバージョン単価2,952円
キーワードC
【G】クリック単価 138円 コンバージョン率4.05% コンバージョン単価3,402円
【Y】クリック単価 143円 コンバージョン率2.39% コンバージョン単価5,996円
という結果になりました。
・クリック単価は似たような数字になりました。
・コンバージョン率(成約率)はグーグル広告に軍配があがりました。
おそらくグーグル広告の方が細かいオプション(画像を追加できる等)があるので、取りこぼしが少ないことがこの差を生んだと予測しました。
・成約単価はコンバージョン率がグーグル広告が高いため、結果グーグル広告に軍配があがりました。
結果だけ見れば、グーグル広告の方が良いと言えますが、グーグル広告の方に予算を多く投入していますので、同じ予算を使えば数値も変わってくるかもしれません。
当然、他のキーワードや商材でやれば違う結果が出ると思います。
僕がやったらこの結果になりましたので、あなたがやった場合はこの結果と異なる結果になるでしょう。
結論としてどちらがいいかは、「やってみないとわからなかった」です。
キャンペーンをうまく活用し、検索型広告にチャレンジしてあなただけの結果を手に入れてくださいね。