SNSには通常投稿と有料の広告がある
多くの方が使っているフェイスブックとインスタグラム。事業の広報として使おうとしている方も多く、沢山のアカウントで色々な投稿をされているのを見かけます。
多くの方が投稿を見てくれるようなアカウントであればよいのですが、立ち上げたばかりのアカウントは投稿を見てくれる方の数は少ないでしょう。
そんな場合に有効な手段として覚えておきたいのが有料のSNS広告。
今回は有料のSNS広告と無料の通常投稿の違いを理解し、使いどころなどについてお伝えしていきます。
通常の投稿と広告の違いについて
通常の投稿と有料の広告は何がちがうか?について2点お話します。
・通常の投稿は無料でできる。有料の広告はお金がかかる。
※1日100円から広報できます。広告のお金は自分で決めるので余裕がある時は多めに、余裕が無い時は少な目もしくは広告停止ができます。
・通常の投稿は情報を伝えたい人を選びにくい。有料の広告は性別、年齢、地域などを絞ってアピールできる。
※通常の投稿ではハッシュタグなどで、属性を選ぶことは一応できますが自分の思った方がフォローしてくれるとも限りません。有料の広告だと狙った属性(性別・年齢・地域)にピンポイントでアプローチできます。
このグラフはフェイスブックの優良広告を使いリーチした数をあらわしたものです。
赤い〇は通常の投稿でリーチした数、それ以外は広告でリーチした数です。
アカウントによって結果は異なるでしょうが、通常の投稿とくらべると広告でアピールしたリーチの数ははるかに多くなります。
フォロワー数が多く、エンゲージメント率が高いアカウント以外は、リーチ数や届けたい属性(性別・年齢)で見れば有料広告の圧勝です。
ただしお金がかかるのが難点ですが・・・
何を準備すればいいの?
インスタグラムやフェイスブックの投稿をそのまま広告として使うこともできますし、広告用に新しく画像や文章を設定することが出来ます。
その場合は、
・広告用の画像
・広告用の文章
を用意する必要があります。
それと大事なのが、
・広告を押してお客さんに行動してもらうためのページ(LINE登録画面、申し込みフォーム等)です。
広告を押してどこにもいけなければ、単に情報を知ってもらっただけになります。
お客さんに広告を押してもらって、見てもらうページ(ランディングページ)を準備しておきましょう。
お客さんに資料請求などの申し込みをしてもらう場合は、申し込みフォーム。LINEに登録してもらう場合はビジネス用のLINEアカウントの作成が必要です。
お客さんにどうしてもらいたいか?(HPに訪問してもらいたい、資料請求をしてもらいたい、LINE登録してもらいたい)によって広告のとび先の準備物が変わってきます。
これを導線というのですが、初めての方には難しいと思います。
そこで、ご自分のアカウントで広告を見た場合はその広告を押してどのようなページに誘導しているのか?をお客さん目線で確認してみましょう。
そうすると、色々な事業者さんの導線を確認することができます。
他社のSNS広告を見てみよう!
SNS広告にチャレンジする時に、広告文や画像をどう設定していいかわからない方も多いと思います。
そんな方に紹介したいのが、【広告ライブラリ】
→広告ライブラリはこちら
① 広告カテゴリー→すべての広告を選択
② 広告カテゴリを選択に調べたい広告ジャンルを入力(例 ペットショップ 塾など)
広告ライブラリを使えば競合他社がどのような広告を出しているかわかります。
1種類しか広告を出していない場合もあれば、数種類の広告を出している場合もあるでしょう。
画像や広告文を工夫されているので、参考になる点が多いと思います。
さらに、広告を押せばどんなページに誘導しているのかわかります。(誘導先がメッセージやSNSアカウントの場合もあります。)
色々な広告を見てどのページに誘導しているのか?まで見てみると【導線】の勉強ができます。
SNS広告は代行してもらうべき?
SNS広告は自分で取り組むこともできますし、広告代理店に依頼することもできます。
どちらがいいかは明言できませんが、代理店に依頼する場合はまるなげは出来るだけやめておいた方がよいでしょう。
少額でSNS広告を出したい場合(例えば月額1万円以下)は、自分でSNS広告をやられることをおすすめします。(代理店の場合最低限の広告出稿金額が決まっている場合があるため)
どのような方がSNS広告をやるべきか?
ネット広告はある程度の規模がある会社が取り組むものと思っているかたがいらっしゃるかもしれませんが、小さなお店にこそ取り組んでいただきたいです。
ネット広告の予算は自分で決めることが出来ますし、エリア・年齢・性別を絞って広告配信することが出来ます。
例えば、今月は余裕があるから1万円使おう。余裕が無い時は5,000円にしておこうというように。
広告配信の途中でいったん配信を止めて画像や文章を変えることもできます。
地元密着のお店をやられている方はぜひSNS広告に取り組んでみてください。
どうやってSNS広告のやり方を勉強したらいい?
グーグルで「フェイスブック広告 始め方」やYouTubeで調べても色々な方がSNS広告の配信方法について紹介してくださっています。
本でも勉強できますが、初心者の方は動画で学ぶことをおすすめします。(実際の画面を見ながら学んだほうが頭に入りやすいと思います。)
手前味噌にはなりますが、弊社のオンライン学習サービス「ばふえんご」ではSNS広告の配信方法について紹介しています。
配信方法だけでなく、実際に配信したデータを元に結果を出すコツなどを紹介していますので、よろしければご覧ください。