販促にチラシを使うのも有効な手段
販売促進や集客には、ウェブを使った集客も有効ですが、アナログの販促(チラシ・電話・人に合う)も業種によっては有効です。
特に地域でお店を経営されている方は、販促方法の選択肢の1つとしてチラシも考えておきましょう。
※ネット集客もお忘れなく。
今回はアナログの販促方法の代表である【チラシ】の作り方や活用方法についてお話をしていきます。
まずデザインをどこに依頼するか?
チラシのデザイン料といっても様々です。そのデザイン料はどこに(誰に)デザインを依頼するか?によって変わってくるでしょう。
誰に依頼するか?は
・地元のデザイン会社さん(デザイナーさん)
・アウトソーシングサービス
・知り合い
おそらくこの3パータンになると思います。
地元のデザイン会社さん(デザイナーさん)に依頼する場合
地域によっては、複数の会社さんやデザイナーさんがいらっしゃるでしょう。
気になった会社さんが複数いた場合は、【制作事例】をHPで見られるのであれば確認し、自分が良いと思った会社さんに相談しましょう。
もし地元の会社さんがわからない場合は、検索をして調べるか(地域名 チラシ制作)、商工会や商工会議所さんに問い合わせてみるとよいでしょう。
この場合のメリットとしては、実際に合って打ち合わせができるので、コミュニケーションを取りながら制作できるということです。
価格は会社によって違うので何とも言えないので、必ずお見積もりをもらうようにしましょう。
価格については、単に高い・安いで判断するのではなく、チラシを作る(販促に取り組む)のは投資ですので、効果も考慮しましょう。
アウトソーシングサービス
このブログでも散々お伝えしていますが、ココナラやランサーズのアウトソーシングサービスを使うのも一つの手です。
ランサーズ
https://www.lancers.jp/
地元の会社や、デザイナーさんに依頼するよりも比較的安い価格でデザインを依頼できる可能性があります。
さらに、予算が決まっていれば、その予算内でサービスを提供してくれる方に出会える確率がありますので自分の予算にあった方に出会えるかもしれません。
メリットとしては、予算内でデザインの依頼ができる可能性があるということ。
注意点は、依頼は各アウトソーシングサービスのメッセージやり取りツールで行うことになりますので、実際にあって話ができないこと。
自分の言葉で相手に説明しなくてはいけないので、デザイナーさんにうまく伝えることができないと、自分が思っているものと違うのが納品される可能性があるのでご注意ください。
アウトソーシングサービスに出品しているサービスには修正回数などの制限がありますので、依頼する際はちゃんとした準備が必要です。
(プロでない)知り合いにデザイン出来る人がいるからその人に依頼する
この場合は、そのデザイン出来る方がどのレベルなのか?によります。
デザインソフトが使えるレベルなのか?マーケティングもしっかりできるか?
おそら【安く作ってくれるから】という理由で依頼する場合が多いでしょう。
うまくいくケースもあるでしょうが、知り合いにデザイン物(チラシ・HP)を依頼した方は、何年か後にもう一度作り直すということを、多く見てきました。
個人的な意見になりますが、よほど良い方(経験がある方)や、依頼主と一緒に改善を繰り返してくれる方に依頼する以外は、おすすめはしません。
※どうしても依頼したい場合は止めません。
印刷はどこですればいい?
今はネットで安く印刷が依頼できる時代です。
【チラシ 印刷】で調べると多くのサービスが出てきます。
各社かなり安い金額で依頼できますので、チラシを作る予定の方は事前に印刷会社さんのHPを見て価格をチェックしておきましょう。
価格チェックだけでなく、依頼方法(ファイルをアップロードする)も確認しておきましょう。
何枚印刷するか?
この判断はどこに配布するか?によって決まります。
地域の情報誌に配布する場合
色々な地域で情報誌が無料配布されています。
その情報誌全部に配布したい場合は、その発行数分印刷することになります。
全部の地域ではなく、自分のお店がある地域だけ配布したい場合は、そのエリアに何部配布されているのか?その地域情報誌に問い合わせてみましょう。その後に印刷枚数を決定することになります。
新聞にチラシを折り込む場合
この場合は、全部の地域に折り込んだ場合かなりの金額になりますので、地域を絞っての折込になると思います。
新聞にチラシを折り込む場合は、【地域名 新聞折込】で検索すると、折込をしてくれる会社が見つかります。
チラシを入れたい地域を相談すると部数を教えてくれます。地域をしていしてまんべんなく配布してほしい等のオーダーにこたえてくれるところもありますので一度相談してみましょう。
折込の曜日も相談にのってくれますので、部数だけでなく、折り込む曜日についても相談するとよいでしょう。
チラシ折込後の効果測定もお忘れなく
チラシの折り込みをして、効果測定をしないと何の意味もありません。
配布した枚数に対して何人のお客さんが反応してくれたのかを確認しましょう。
5000枚折込して5人がお店に来てくれたのであれば、1人あたり1000枚チラシが必要になります。
チラシ折込エリアや折込時期によって結果が変わったりしますので、データをためておくこと今後の販売促進にも役に立ちます。
ベネフィットを予め考えておく
どこに依頼しようが、丸投げはお勧めしません。
チラシの内容の方法性については、あらかじめ依頼主であるあなたが考えた方がよいでしょう。
具体的には
・商品
・ターゲット
・チラシに記載する内容
・キャッチコピー
・お客さんの行動方法(電話・メール・LINEなど)
です。
チラシ作成のコンテンツを勉強するには、岡本 達彦さんの本がおすすめです。
まとめ
「チラシは効果が無い」という方がいます。
チラシが効果が無いのではなく、「効果がでないチラシの使い方をしてしまっている」のです。
ネットを見ている人しか反応しない商品なら別ですが、それ以外であればチラシも立派な販促物です。
商品によって相性の良し悪しはあるでしょうが、一度取り組んでみて効果を確認してはいかがでしょうか。