広告ノウハウ

【ネット広告編】広告予算1万円あれば何ができる?広告予算の決め方

ネット広告は予算決めが難しい

ネット広告は自分で予算を決めるタイプが多く、予算を設定するのは簡単ではありません。

今回は、僕の実践データを元に、グーグルのキーワード広告とフェイスブック・インスタグラム広告で1万円つかったならばどれくらいの効果やデータがとれるのか?をご紹介していきます。

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広告はHPやネットショップにお客さんを誘導することしかできません。
HPやネットショップに訪問したお客さんが商品を購入してくれるかどうかは、HPやネットショップの内容や誘導方法が大きく影響します。

広告=呼び込み
HPやネットショップ=接客

と分けて考えることがポイントになります。

フェイスブック広告・インスタグラム広告で1万円使うなら?

フェイスブックで広告を出すのとインスタグラム広告で広告を出す場所は同じです。
これが僕の実践したデータの1部です。

飲食店・墓石屋・セミナー・オンラインスクールなど色々な業種を試してみました。
同じ広告でも(黄色の丸部分をみてもらうと)1クリック単価が違うことがわかります。

1クリック20円の業種は飲食店の広告、1クリック98円の広告はセミナーの広告です。
飲食店などは比較的安い単価で広告できますが、セミナー等、硬いコンテンツの広告は1クリック単価が比較的高い場合があります。
※配信する地域や広告画像や広告文によって変動します。

1万円を使うとすると・・・

飲食店の広告なら1クリック大体20円~40円で予測。
ホームページに250人~400人訪問してくれる予測になります。
セミナーの広告なら1クリック大体100円~150円で予測。
ホームページに70人~100人くらいが訪問してくれる予測になります。

同じ1万円でも何を広告するのか?によって大きく変わってきますね。
あなたの広告対象のジャンルがどのジャンルに当てはまるかわからない場合は、まずは1クリック100円で設定してみましょう。

実際に配信した後に1クリックの単価を確認するとよいでしょう。

グーグルキーワード広告で1万円使うなら?

フェイスブック・インスタグラム広告でも広告対象のジャンルによってクリック単価が変化しました。
キーワード広告も同じように、【どのキーワードだすか?】によって1クリックの単価がかわります。

これがグーグルのキーワード広告を実践したデータです。
平均クリック単価の部分を見ていただくと、78円~251円と幅があることがわかります。
このように、どのキーワードで出すかで大きくクリック単価が変わります。

リフォーム系の広告を出した際に、1クリック500円かかったことがあります。1クリック単価がもっと高いジャンルもあるでしょう。

ざっくりと平均200円だとして、1万円使うなら50クリックで50人がHPやネットショップに訪問してくれる予測になります。

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ただし、キーワード広告の場合、1クリック単価がいくらかかるのか?を予測することが難しいので、グーグル広告内の「キーワードプランナー」というツールを使います。

グーグル広告に入る→ツールと設定→キーワードプランナーで使用できます。
※キーワードプランナーを使用する場合は、グーグル広告のアカウントの作成をしておきましょう。

自分が出稿したいキーワードがあれば右側の【検索のボリュームと予測のデータを確認する】を押して自分が調べたいキーワードの1クリック単価を調べましょう。

1クリックあたりの単価が分かれば、1万円使うならどれくらい訪問してくれるかがわかります。

フェイスブック広告(インスタグラム広告)とキーワード広告どっちを使えばいい?

フェイスブック広告(インスタグラム広告)とキーワード広告の1クリックあたりの単価を比べるとフェイスブック広告(インスタグラム広告)の単価が低いので、そちらの方がお得な感じがします。

ですが、フェイスブック広告(インスタグラム広告)とキーワード広告の対象のお客さんは全く違います。

・フェイスブック広告(インスタグラム広告)を見る人はなんとなく広告を見ます。
・キーワード広告を見る人は、自分で意図してキーワードを検索します。

フェイスブック広告=攻めの広告
キーワード広告=待ちの広告
と言えるでしょう。

広告の選定のやり方は、

・お客さんが調べるキーワードがわからない・そもそも少ない場合やターゲットがイマイチ不明の場合にまずフェイスブック広告を出す。
・お客さんが調べるキーワードがわかっていて、ある程度需要がある場合はキーワード広告を出す。

このように判断するとよいと思います。

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状況によってフェイスブック広告で潜在層を狙い、キーワード広告で顕在層を狙うというやりかたも非常に有効だと思いますし、実際にそうやっている企業さんも多いです。

広告予算によって、出来る範囲で広告を出し、少しでも多くのお客さん候補の方にあなたのHPやネットショップを知ってもらいましょう。

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