ターゲットとは?
ウェブマーケティングでターゲット設定をするときに、そもそもターゲットの考え方がずれている人がいます。
それは、ターゲット=商品を買ってほしい人と考える場合。(●●な人に買ってほしい)
商品を買うか買わないかの主導権を握っているのはお客さん。(押し売りの場合そうではないかもしれませんが・・・)ですので、ターゲットとは商品を買ってほしい人ではなく、商品を欲しい人と考えるべきでしょう。
ターゲットは自分で考える?ペルソナは有効?
ターゲットを設定するときに、自分でターゲットを考えましょうという講師もいらっしゃいます。それも間違いではないのでしょうが、そもそもお客さんの欲しい気持ちや悩みの気持ちなどを理解しないと、どんな方がお客さんになりそうなのかわかりません。
想像でターゲットを設定することはできるのでしょうが、その想像が合っているかどうかわかりません。
ペルソナによるターゲット設定も同じことが言えるでしょう。ペルソナ設定は自由度が高いので、やるときはお客さんの悩みを理解した状態でやると精度が高くなるでしょう。
僕は想像で何の根拠もないペルソナをやったことがありますが、後で振り返れば単なる自己満足だとわかりました。
ターゲットを自分で設定する前に、まずはお客さんの気持ちを知り、自分の商品ジャンルを購入している方がどんな人なのか?を調べることをおすすめします。
楽天やアマゾンなどのショッピングモールでリサーチしてみよう。
大手のショッピングモールだと、沢山の方が購入し、色々なレビューや購入者層がわかる場合があります。
楽天だと、商品レビューを見ると
・性別
・年齢
などを見ることが出来ます。
もちろん、そのショッピングモールを利用している層の偏りはあると思いますのが、商品を購入してくれそうな性別・年齢層をある程度把握することができます。
また、レビューの内容を見ると【購入の決め手・商品を購入する前に迷っていたこと】など知ることが出来ます。
実際に商品を売ってみてからも判断
商品をリリースする前のターゲット設定も大事ですが、商品を販売した後に購入してくれた方の性別・年齢・地域・購入の決め手なども分析してみましょう。
商品を販売してみて、予測していた購入単価やお客さんの層など想像していたのとまったく違った場合があります。(良い意味でも悪い意味でも。)
商品を実際に買ってくれる人が本当の意味でのターゲットだと思いますので、お客さんの分析や研究は怠らないようにしましょう。
可能ならば、買ってくれる年齢層にあった広報対策も考えてみましょう。
(フェイスブック広告で●代の方に絞って配信。ネット広告だけでなく、チラシも活用しよう。●代の読んでいる雑誌に広告を掲載してみよう。等)