そもそも広告費は必要ですか？
ネットで商品を売る時に広告費が必要かどうかを聞かれるケースが多いです。
広告をやったことが無い方にとって、広告は新聞広告、ＣＭなどある程度まとまったお金がかかるものだと思っている方も少なくはありません。
当然、広告費なしで売上が上がるに越したことはありません。実際に広告費無しで売上があがったことはありますが、広告費を投入することでさらに売上が上がったことがあります。
売りたい金額にもよりますが、数千円の売上なら広告費はいらない場合が多いですが、10万円以上の売上をつくりたいなら広告費を使った方がいいと僕は考えます。
広告費の決め方のコツは【お客さん一人あたりの出会い料】を設定すること
広告費を出す目的は【お客さんを増やすこと】ですよね。
広告費をいくら使うか？も大事ですが、使った広告費にたいして、何人のお客さんと出会えたか？もとても大事です。
ですので、あなたがいくら広告費を使ったらいいか？と考える時に、何人のお客さんと出会いたいか？を考えることがポイントになります。
で、【お客さん一人あたりの出会い料】はいくらか？と聞かれると商品や広告、ネットショップの内容によって大きく変わります。
僕の場合だと、広告によって違いますが【3,000円～10,000円】です。
ぶっちゃけ、初回の購入で利益はでません。お客さんに2回以上購入してもらう必要がありますので、商品力も大事ですし、お客さんにメルマガなどで連絡することが利益確保のポイントになります。
初めての方には目安がわからないと思いますので、ここでは一人当たり5,000円かかると想定してみましょう。（実際は人によって大きく異なります。）
この例だと、5人のお客さんに出会いたければ5,000円×5人で25,000円ですよね。
漠然と広告費を決めるのではなく、出会いたいお客さんの数から広告費を考えると決めやすくなります。
初心者向けのネットショップおすすめ広告
広告予算を決めたら、次はどの広告を使うかです。
実は商品と広告は相性があり、インターネット広告だと一人あたり4,000円で出会えたものが、チラシだと一人あたり10,000円ということもあります。
これは宝探しのようなもので、【やってみないとわかりません。】
どの広告が効果があるか、最初は全くわからないので複数の手段を試すことをおすすめします。
9月はヤフーで広告、10月はＢＡＳＥで広告をだすというように。
ネットショップ初心者さんにおすすめの広告を紹介しますので、是非チャレンジしてみてください。
※いずれの広告も各プラットフォームでの審査に合格したのちに配信することになります。
amazonやYahoo!ショッピングなどの広告
実はこれが一番簡単かつ、売り上げが作りやすい方法だと実感しています。
広告を出すターゲットを設定することなく、自動で広告が出せますので、予算さえ決めることが出来たらすぐに実行し、早ければ翌日には売上が作れています。
※Yahoo!ショッピングは全品おまかせ入札と個別入札があります。商品数が少ない方は個別入札をおすすめします。
ＢＡＳＥのGoogle商品連携・広告app
この機能が出来た時は正直驚きました。グーグルのショッピング広告を出すにはかなりハードルが高く（個人的に）、苦労したのを覚えていますが、このアプリを使うと簡単に自動でグーグルショッピング広告のデータと連携できます。
しかもＢＡＳＥ上で広告が出せますので、ネットショップ初心者さんにはピッタリです。
※BASEにはインスタグラム広告を出せる連携アプリがありますが、設定が少し難しいので初心者さん向けという点で今回は紹介を省きました。
出来そうな方はぜひチャレンジしてくださいね。
SNS広告（インスタグラム・フェイスブック）
Yahoo!ショッピングやAmazon、BASEもやっていない方はインスタグラムやフェイスブックに広告をだしてみましょう。
インスタグラムから広告を出す時はビジネスアカウントにするとすぐに広告を出すことが出来ます。
キーワード広告（Yahoo、Google）
初めての人には正直難しいです。
ですが、電話でのサポートがありますので、アカウントの開設などを手伝ってもらうことが出来ます。
キーワード広告にチャレンジしたい方はぜひサポートを活用してみてください。
お金のかからない広報手段
では最後にお金のかからない広報手段をご紹介します。
検索エンジン対策（SEO）
このブログでもしつこいくらい紹介しているSEO。
GoogleやYahooでお客さんに調べて見つけてもらいやすくするノウハウです。
SEOの具体的なノウハウについては、過去の記事をご覧ください。
メールマガジン
メールマガジンを否定する人がいますが、実は優れたツールです。
※どうやってメールアドレスを登録してくれたかにもよりますが。
僕の場合だと、メールマガジンを送って開封してくれた人の割合は5割を超えます。
500人にメールマガジンを送ると250人が見てくれる計算です。
さらにそこから購入してくださる場合もありますので、お金をかけずに売上をつくることができます。
以上がネットショップで売上を作る時の広告予算の決め方やおすすめの広告について紹介しました。
商品によって相性がありますので、自分にあった広告を見つけてください。
ただし、広告はお客さんにアピールすることしかできません。
商品説明ページもしっかりと作りこんで、一人あたりの出会い料をさげて利益を出すようにしてくださいね。