販路を増やしたい
農家さんの販売先(卸先)といえば
・JA
・道の駅などの直販所
をメインとされている方が多いと思います。
中にはネット販売に取り組みたいけど、やり方がわからずにどうしていいか困っている方も多く見てきました。
そこで今回は、自分で作った農作物をネットで売る時に比較的簡単に販売できる方法を紹介します。
ネットショップを最初から作るより、既存の仕組みを利用しよう。
ネットで農作物を販売するというと、しっかりしたネットショップが必要と思う方もいらっしゃるかもしれません。それもよいのですが、知名度のない商品の場合、ネットショップを立ち上げたとしても集客対策をしっかりしないと販売は難しい場合があります。
そこで、既存の仕組みを利用してまずはスタートをすることをおすすめします。
通販に慣れてきたらネットショップの運営にもチャレンジしましょう。
どうやって売る?
おすすめの販売方法は
・メルカリ
・アマゾン
・ヤフーショッピング
で売る。
です。
特にメルカリやヤフーショッピングは月額の固定費がかりません。商品が1個売れるごとに手数料が引かれる仕組みです。
アマゾンは小口出品と大口出品と2種類の出品方法があります。多くの方は大口出品を選ぶことになると思います。
※2022年現在の大口出品の月額使用料は4,900円です。
>>アマゾンの小口出品と大口出品のわかりやすい記事をみつけました。
https://ecnomikata.com/column/32104/
そして、アマゾン、ヤフーショッピング、メルカリにはすでに何か買おうとしている方が大勢います。つまり集客力があるということ。
もちろん、その中で戦わないといけない必要はありますが、ネットショップを一から立ち上げるのと、アマゾンやメルカリなどのショッピングモールを使うのを比べた場合、売上が上がる可能性があるのはショッピングモールを使う方法でしょう。
※ネットショップの立ち上げが悪いというわけではなく、今回は最初の売上の立てやすさをメインに話をしています。
まずはチャレンジをしましょう!
今回はショッピングモールの出品方法については触れていないので、あくまでも販売方法をどうしようか?と考える材料にしていただければと思います。
実際に出品するとなると、商品写真どうする?商品の名前をどうする?説明文どうする?送料どうする?どうやって送る?管理はどうする?などの問題が出てきます。
ネットで販売するコツは、複数の場所で販売することですが慣れないうちは1つの販売方法に絞り、慣れれば他の販売方法にチャレンジするとよいでしょう。
余裕があればHP作成やネットショップにもチャレンジしてみよう
売上を作りやすい点で既存の販売プラットフォーム【アマゾン・ヤフー等】を紹介しました。
自分のHPやネットショップネットショップを持つことでさらに露出の機会が増えて販売数が増える可能性があります。
自社のネットショップを持つメリットは
・お客さんのリストがたまるのでメールマガジンなどでフォローできる
・定期コースなど自分で商品をアレンジできる。(ショッピングモールによっては定期コースを設定できるものもあります。)
です。
逆にメリットとして、
・集客は自分でやらないといけない。集客のスキルがないとネットショップにお客さんが訪問してくれない。
です。
どの業種も一緒ですが、HPやネットショップは作っただけでは効果はなかなかでないので、集客のための勉強をしなければいけません。
まずは無料のネットショップにチャレンジしてみよう
商品数が少ない場合は、ネットショップを立ち上げると商品数が少ないのですっからかんのネットショップになってしまいます。
そういった場合は、自社のHPを作って、ネットショップにつなげる方法をおすすめします。
例)https://kouryouen.com/
簡単なネットショップを作りたいなら無料のBASEなどでネットショップを作るとよいでしょう。
HPはどこに依頼したらいい?
HP制作業者さんは、商工会や商工会議所に会員として所属しているのであれば経営指導員さんに聞くとよいでしょう。
検索で業者さんを探すなら、【●●市 ホームページ制作会社】と調べてみてください。
見るポイントは制作実績です。制作実績を一通りみるとその会社の得意分野がわかります。
いずれの場合も、自分のやりたいことをしっかり伝えて、見積もりをもらってちゃんと判断してください。(丸投げはおすすめしません!)