売り上げが伸びずに困っている方へ
HPやネットショップを作ったものの、思ったよりも売り上げが伸びない、問い合わせが増えないと困っている方は多いと思います。
そして、どこが悪いのかわからないと思っているかたも同じくらいおおいのではないでしょうか?
今回の記事は、HPやネットショップの簡易診断のやり方をご紹介します。
あくまでも簡易診断ですが、いままで全くそういったことをやったことが無い方には気づきが多いのでぜひ今回の内容を実践してみてください。
簡易診断といっても侮れません。
なんとなくHPやネットショップを運用している方がほとんどです。
ズバリ、アクセス数とお客さんの行動を確認しよう。
売上や問い合わせが思ったように伸びないと、ついつい「SNSの更新の頻度がたりないんじゃないか?」「YouTueに取り組んだ方がいいんじゃないか?」と思うかもしれません。
そういった取り組みも間違いではないのですが、まずは【現状を知る】ということが大事になってきます。
【現状を知るためには】
・いまのHPやネットショップの訪問者数を知る
・HPやネットショップを訪問してくれたお客さんの行動を知る
この2つがポイントになります。
この2つのポイントを押さえないまま、HPやネットショップにテコ入れをしてしまうと、デザインをリニューアルしても費用だけがかかり、おもったように結果がでない可能が大きくなります。
デザインをリニューアルするには、お客さんの行動をしっかりと把握することが大事になります。
訪問者数を把握しよう
使うツールはグーグルアナリティクス。
https://analytics.google.com/analytics/web/
まだグーグルアナリティクスを入れていないという方は、「グーグルアナリティクス 始め方」で調べると沢山の情報が出てきます。
Googleアナリティクス自体、見る項目が多く、拒否反応を起こしてしまう方もおおいかもしれませんが、最低限ここは見ておいた方がいいよというポイントをお伝えします。
・訪問者数
・訪問者はどこからきているのか?
この2つです。
この2つはグーグルアナリティクストップ画面からみることができます。
・まずは黄色の丸の部分を確認しましょう。
この例だと、7日間に955人の方がHPを見てくれているということになります。
・次に訪問者はどこからきているのか?
この例だと、
Paid Search(広告経由で訪問した人)
Organic Search(Googleなどで調べてきた人)
Direct(直接来た人・・・お気に入りに入れていた人等)
Referral(誰かが紹介して参照元から訪問した人)
ということになります。
SNSなどを活用されているかたは、Socalという項目から訪問されていると思います。
※今回の例はSNSをあまり活用していないので、Socalの項目は出てません。
これで、①何人見てくれているか?②その人達がどこからきているか?がわかりました。
この情報をみるだけでも、打ち手は思いつきます。
今回のケースだと、Organic Searchが少ないので、グーグルで調べてくる人を増やす為に、ページを増やすなどの対策が思いつくわけです。
※やみくもにページを増やしても、訪問者数は増えないので、アクセスを狙ってページを増やす必要があります。
訪問者の数と、訪問者の内訳をしることから始めよう!
お客さんの行動を把握しよう
お客さんの行動パターンを把握するには、【ヒートマップ】というツールを活用します。
ヒートマップというツールは沢山ありますが、僕が良く使っているのはUserheatです。
まだ導入していない方は「Userheat 使い方」で調べると沢山の情報がでてきます。
Userheatの画面はこんな感じ。
お客さんがどこをクリックしているか分かったり
お客さんがどこを注目しているか分かったり
お客さんがどこまでみてくれているか分かったり
ヒートマップの特徴は、お客さんの行動を可視化してくれるので、客観的に問題点がわかることです。
逆に、ヒートマップのデータがない状態で、デザインをリニューアルすることは博打と言わざるを得ません。
・お客さんが押してほしいボタンをおしえているのか?
・お客さんに注目してほしいところを注目してくれているのか?
・お客さんが最後までみてくれているのか?
この3つを抑えてチェックをすると、問題点が見えてきます。
ページの最後までみられていないのであれば、つかみで失敗している可能性があります。その場合は見られていないページの下の部分を改善するのではなく、トップの一番最初に目に入る画像を変えるということが有効手段として考えられます。
客観的にお客さんの行動パターンを把握して改善につなげていこう!
訪問者数とお客さんの行動を把握するだけでも見えてくるものは沢山あります。
いかかでしょうか。
訪問者と行動、たった2つのことですが、見えてくるものが沢山あることはご理解いただけましたでしょうか。
雑貨屋さんで例えると、訪問者数はお店に入ってきてくれた人の数。行動パターンを知ることは、入店してくれたお客さんがどこを見て、どこを歩いているの?を知るということ。
実際の店舗では、当たり前のようにやられていることでも、ネット上のHPやネットショップではやられていない方が大勢います。
売上や問い合わせがイマイチ増えない・・・と困っている方は、まずは今回の記事の内容からはじめてみてはいかがでしょうか?
出来る限りこまめにチェックしましょう。訪問者数のチェックは1日1回やってもいいくらいですよ。
ヒートマップは一週間に1回くらいでも大丈夫です。(まとまったデータが必要なので)