客単価アップは売上アップの肝
ネットショップの売上アップには、ネットショップに来る人(訪問者数)と買ってくれる確率(成約率)が大事だということは以前の記事でお伝えしました。
ここまでは、お客さんの数に影響します。
お客さんは、新規顧客と既存顧客に分かれます。
新規顧客=ネットショップ訪問者数×買ってくれる確率
例)1日のネットショップ訪問者数は50人。買ってくれる確率は4%だと、1日に増えるお客さんの数は2人ですね。
既存顧客は、商品が魅力的なのは前提として、メールマガジンやライン、お手紙等でお客さんとコミュニケーションを取ることで増えていきます。(放置でも増えるのですが、やはり既存顧客を増やす対策を取ったほうが、経験上数字の伸びは良いです。)
お客さんの数に、客単価を掛けると売上になるのですが、ネットショップ運営において、客単価を上げることは決して簡単ではなく、頭を抱えている方もおおいのではないでしょうか。
今回は実際に運営しているネットショップの事例を見ながら、客単価アップの方法についてお伝えしていきます。
客単価アップは商品価格を上げるだけではない。
客単価を上げるには、商品価格のアップも有効な手段ですが、それだけではありません。
(商品価格設定の方法については、別の記事でご案内する予定です。)
「商品を複数個セットにして販売する」というやり方も、客単価アップの方法に有効です。
商品を複数個セットにして販売するチョットしたコツ
商品を複数個セットにして販売するといっても、1,900円の商品を2個で3,800円で売るだけではお客さんにお得感は感じてもらえません。
そこで以下の例をご覧ください。
①単品で売る場合
②複数セットで売る場合
単品だと1,296円+送料
2個セットだと 2,560円で送料は無料
このようにセット販売を単品に比べて、お客さんにお得感を感じてもらう価格設定や送料設定にすることがコツです。
当然、セット販売にすると1個当たりの利益率は下がります(送料などを含むため)。
ただ、1購入あたりの利益額は、1個購入よりも複数セットの方が高くなります。
※過剰な値引きや、送料があまりにも高い場合は除きます。
お客さんにアピールすることも大事
セット販売の商品は、お客さんにわかりやすいようにアピールしましょう。
例えば商品画像に
・お得ですメッセージ
・送料無料アイコン
を記載
お客さんが見つけやすい位置に、お得な商品ボタンと掲載するのもよいでしょう。
お得な商品をお客さんが見つけられなければ意味がありません。
例えばこんな感じです。
商品構成の上の部分に、セット販売の商品を掲載しています。
商品画像の作り方
ご自分で作れる方は、画像ソフトをつかって作ってみましょう。
僕が良く使っている無料の画像ソフトは、
Photscape
ダウンロードページはこちら
リンク先のページの、このボタンからダウンロードできます。
画像を作るのが苦手、時間が無くて作れないという方は
ランサーズ
https://www.lancers.jp/
などのサービスを活用するのもよいでしょう。
客単価アップに是非取り組んでみてください。
単品しか販売していない方は、今回の複数セット販売を試してみて、客単価が上がれば継続して取り組んでください。
アクセス数や、成約率の改善と同じように、客単価の改善も売上アップの為の有効な対策といえますね。