売上アップの為にはアクセス数だけでは駄目!
売上=新規顧客×客単価
この式を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。
それでは新規顧客はどのように増えるでしょうか?
新規顧客=???×???
この???は何でしょうか?
この2つの???について対策することで売上アップのヒントが見えてきます。
答えは
新規顧客=アクセス数×成約率
新規顧客を増やすには、成約率アップにも取り組まなくてはいけません。
では具体的な例を見ながら理解を深めていきましょう。
最初に取り組むのはアクセス数アップ?成約率アップ?
成約率とは・・・
簡単に言うと、ホームページを見た人の中で商品を買ってくれる人の割合を言います。
例えば、みかんのネットショップに毎日50人のアクセス(訪問者)があります。
そのうち、商品を買ってくださるのは平均2人。
この場合の成約率は何%でしょうか?
4%ですね。(2人÷50人)
(25人に一人が買ってくれるという理解でもOKです。)
では、質問です。
このみかんのネットショップの売上を倍にしたい場合、あなただったらどうしますか?
ヒントは、売上=アクセス数×成約率です。
アクセス数を増やしますか?成約率を増やしますか?
まずは成約率アップに取り組むことをおすすめします。
どのようなネットショップなのか?によっても答えは変わりますが、多くのケースで最初に成約率アップに取り組むことが多いです。
※ネットショップやHPを立ち上げたばかりや、そもそもホームページやネットショップにアクセスがほとんどない場合は、まずはアクセス数アップに取り組んで、成約率を確認します。
アクセス数が少ないと、成約率もわからないですからね。
今回のみかんの通販サイトは1日50人。購入者2人でした。
成約率は4%。
広告費をかけてアクセス数を倍にしました。
そうすると・・
1日50人→100人 成約率4%
お客さんは4人ですよね。
これでも、正解と言えば正解なのですが、広告費をかけるなら、成約率を少しでも高めた状態でお金を使いたいものです。
例えば成約率4%→5%に改善した場合
1日50人→100人 成約率5%
お客さんは5人ですよね。
たった一人の差ですが、長い目で見ると大きな違いになります。
では、どうやって成約率をあげるのでしょうか?
成約率を上げるために
①まず今どれくらいの成約率なのか知らなくてはいけません。
ツールで計測されている方は、その数字を。もし何もツールを入れていなければ、新規のお客さんの数とアクセス数を調べて割ってみてください。
ざっくりでもよいので、数字を押さえることが大事です。
②次に今のHPやネットショップをヒートマップで分析してください。
ヒートマップとはHPやネットショップを訪れたお客さんの行動がわかるツールです。
このようにお客さんが熟読している場所や、クリックした場所がわかります。
ヒートマップは色々ありますが、おすすめは
Userheat
ヒートマップを見ながら、
・お客さんがどこまで見ているか?
・お客さんがどこを注目しているか?
・お客さんはどこをクリックしているか?
を確認し、
購入ボタンを目立たせたり、画像を変えたりし色々と工夫をしてみてください。
③戦い方を見直す
画像を変えたり、購入ボタンを目立たせたりしても、成約率が変わらない場合があります。
そういった場合は、商品の戦い方(見せ方)自体を変える必要があります。
その為に、
・お客さんのニーズの確認
・競合の調査
・自分の強みの見直し
の3つが必要になります。
なんとなく、商品やネットショップをリリースした方は、面倒くさい作業になりますが、この3つの作業(お客さんのニーズチェック、競合調査、強みの見直し)を実施していただくことをおすすめします。
ばふえんご(https://buffengo.com/lp/)でもその3つの作業について解説しています。
成約率アップは売上アップの肝!
ネットショップの売上アップと言えば、アクセスを増やすと思う方も多いかもしれませんが、実は成約率をアップさせることが大事なケースもあります。
ヒートマップツールを入れていなければ導入し、競合の調査や強みの分析をしていなければ、やってみて商品の見せ方に問題点があれば改善し、成約率アップにつなげてくださいね。